暴走の予兆はすでにあった
「あいちトリエンナーレ2010」
その時、第一回目の
「あいちトリエンナーレ2010」の
芸術監督を勤めたのは建畠晢氏だ。
建畠氏は当時、大阪の
国立国際美術館の館長をしていた。
2004年、万博会場にあった国立国際美術館が
大阪の中之島に移転した。
その時、館長だった建畠氏は、
オープニングの展覧会として
「マルセル・デュシャン」を
選んた。
この
マルセル・デュシャン
という芸術家が、
今回の「あいちトリエンナーレの
事件の鍵を握っている。
マルセル・デュシャンは
「現代美術の父」とも
「20世紀最大の芸術家」とも
言われているが
問題もある。
【写真】「マルセル・デュシャンと20世紀美術」展 国立国際美術館 再オープニング展 2004