2017年に最高額で落札された
レオナルド・ダ・ヴィンチ作と言われる絵
話は変るが、絵のオークションの話が出たので、
今一番高い絵は何か調べてみた。
これは「モナリザ」で有名な
レオナルド・ダ・ヴィンチが描いたとされている
「ラスト・ダ・ヴィンチ」、あるいは「男性版モナリザ」とも言われる
イエス・キリストを描いたとされる絵で、2017年の
クリスティーズのオークションで
495億円で落札された。(※)
10年くらい前のオークションでは、
ピカソやクリムトや
アメリカのポロックの絵が、100億円台で
トップを争っていた記憶があるが、
今は200億、300億を軽く超え、
500億円近いところまで行っている。
しかも・・・
10数年前には、この絵はわずか100万円ほどで
売り買いされていたらしい。
そのくらいの値段であれば、
日本のサラリーマンであっても買えただろう。
その前は6000円くらいだったそうだ。
それなら自分も買えた。
ちなみにこの絵のタイトルの
「サルバトール・ムンディ」は、
”世界の救世主”
という意味だ。
それはイエス・キリストのことだが、
この絵を買ったのは、
イスラム教の国のアブダビの文化観光局とされている。
しかし本当の購入者は、
サウジアラビアの王子ムハンマド・ビン・サルマーンで、
彼は王室を批判するカショギ氏殺害事件の
黒幕であるとも言われており、
そのこともあってか、この絵が展示される予定の
「ルーブル・アブダビ」での展示が
無期限延期になっているそうだ。
※落札手数料を含めると510億円
日本人が買ったら、これに消費税がつくのだろうか。